ダニエル太郎が第3シード撃破で初の8強入り、過去2戦2敗のグリークスプアに逆転勝利 [成都オープン]

写真はダニエル太郎(エイブル)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「成都オープン」(ATP250/中国・四川省成都/9月17~23日/賞金総額119万210ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、ダニエル太郎(エイブル)が第3シードのタロン・グリークスプア(オランダ)に3-6 6-4 6-3で逆転勝利をおさめた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、グリークスプアはこの試合が初戦だった。元世界ランク58位のダニエルがATPツアーで8強入りしたのは、準優勝を飾った昨年1月のオークランド(ATP250/ハードコート)以来で通算15回目となる。

 1-2からサービスダウンを喫して第1セットを落としたダニエルは5-4から初のブレークに成功して第2セットを取り返し、第3セット3-2からもう一度相手のサービスゲームを破って1時間55分で試合を締めくくった。

 同大会に3年連続出場となる32歳のダニエルは、予選2試合を勝ち抜き今季7度目のツアー本戦入り。2023年と24年にダイレクトインしたダニエルは1勝ずつをマークしており、昨年は2回戦でアリベク・カチマゾフ(ロシア)に6-7(1) 1-6で敗れていた。

 ふたりはこれが3度目の対決だったが、グリークスプアは初黒星を喫した。ハードコートでは2022年8月にウィンストンセーラム(ATP250/ハードコート)の1回戦で顔を合わせ、グリークスプアが7-6(3) 6-3で勝っていた。

 今大会でのダニエルは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した21歳のコールマン・ウォン(香港)を6-3 6-2で破り、今季のツアーレベル初勝利を挙げていた。

 シードダウンを演じたダニエルは準々決勝で、第6シードのジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)とアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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