予選から快進撃の島袋将が第5シードのマハーチュを倒す番狂わせでシングルス本戦初勝利 [木下グループジャパンオープン]

写真は2024年ロレックス上海マスターズでの島袋将(有沢製作所)(Getty Images)


 国内唯一のATPツアー公式戦「木下グループジャパンオープン」(ATP500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦9月24~30日/賞金総額222万6470ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、島袋将(有沢製作所)が第5シードのトマーシュ・マハーチュ(チェコ)を6-3 7-6(4)で倒す番狂わせを演じた。

 4-3から初のブレークに成功して第1セットを先取した島袋は第2セット第2ゲームでサービスダウンを喫した直後に追いつき、もつれ込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間29分で勝利を決めた。

 同大会に2年ぶり4度目の出場となる28歳の島袋は、予選2試合を勝ち抜き3度目の本戦入り。前回プレーした2023年はダブルスで本戦初勝利を挙げたが、シングルスは1回戦でクリスチャン・ガリン(チリ)に4-6 6-3 3-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。島袋が世界ランク30位以内の選手と対決したのは4度目だったが、初勝利を挙げた。

 キャリア最大の勝利を挙げた島袋は次のラウンドで、セバスチャン・コルダ(アメリカ)と対戦する。コルダは1回戦で、同胞のマルコス・ギロン(アメリカ)を4-6 6-3 7-6(4)で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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