シナーが予選勝者アトマンをフルセットで退けベスト8に進出「シンシナティから更に上達していた」 [チャイナ・オープン]

写真はヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「チャイナ・オープン」(ATP500/中国・北京/9月25日~10月1日/賞金総額401万6050ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が予選勝者のテレンス・アトマン(フランス)を6-4 5-7 6-0で振りきりベスト8に進出した。

 第3ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したシナーは2度先行しながらその都度追いつかれた末に5-6から3度目のサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セットでは1ゲームも落とさず2時間21分で勝利を決めた。

 ふたりは8月にシンシナティの準決勝で一度顔を合わせており、シナーが7-6(4) 6-2で勝っていた。

「彼(アトマン)のプレースタイルは非常にユニークだし、それに加えて左利きだからかなり珍しい。彼は素晴らしい選手だ。シンシナティから更に上達していたよ」とシナーは試合後に語った。

「今日の彼は第3セットで脚にケイレンがきて少し苦しんだみたいだけど、タフで難しい2回戦だった」

 シナーは次のラウンドで、アレクサンドル・ミュレー(フランス)を6-3 7-6(5)で破って勝ち上がったファビアン・マロジャン(ハンガリー)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)がラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のアルトゥール・リンデルネック(フランス)に6-3 3-6 7-6(2)で競り勝ち、第7シードのヤクブ・メンシク(チェコ)は予選勝者のアルトゥール・カゾー(フランス)を6-3 2-6 6-4で倒し、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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