アニシモワがノスコバを倒して大会初優勝「信じられないような数週間だった」 [チャイナ・オープン]

写真は大会初優勝を飾ったアマンダ・アニシモワ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月24日~10月5日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第3シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)が第26シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)を6-0 2-6 6-2で振りきりチャンピオンに輝いた。

 24歳のアニシモワがツアーレベルでタイトルを獲得したのは、2月のドーハ以来でキャリア4度目(準優勝5回)となる。

 1ゲームも落とさず第1セットを先取したアニシモワは2度サービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セット2-2から最後の4ゲームを連取して1時間46分で歓喜の瞬間を迎えた。

 20歳のノスコバはWTA1000大会では初の決勝で昨年8月のモンテレイ以来となるツアー2勝目を目指したが、4度目の準優勝に終わった。

「信じられないような数週間だった。素晴らしいプレーをしたリンダにおめでとうと言いたい。まだ若いし、これから多くの決勝を戦うことになるでしょう」とアニシモワは表彰式で話した。

 2023年5月に燃え尽き症候群とメンタルヘルスの問題で8ヵ月ほどツアーを離脱していたアニシモワはチームに向けて、「多くの苦難があったけど、それでも私たちはとても楽しい時間を過ごしている。ここまでこれたなんてクレイジーだし、今日の勝利は本当に特別だわ」と感謝の意を述べた。

 先に行われたダブルス決勝では、第2シードのサラ・エラーニ/ジャスミン・パオリーニ(ともにイタリア)が加藤未唯(ザイマックスグループ)/ファニ・シュトーラ(ハンガリー)を6-7(1) 6-3 [10-2]で倒して2連覇を達成した。


女子ダブルスで2連覇を達成したサラ・エラーニ(イタリア/右)とジャスミン・パオリーニ(イタリア)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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