北京から6試合連続でフルセットを戦ったペグラが準々決勝へ「前に2セットで終わった試合がいつだったか思い出せない」 [武漢オープン]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「Dongfeng Voyah武漢オープン」(WTA1000/中国・湖北省武漢/10月6~12日/賞金総額365万4963ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第6シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が第16シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を7-5 3-6 6-3で倒して8強入りを決めた。

 3-5から2度連続で相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したペグラは3-4から2度目のサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたあと第3セット1-1からブレークを許したが、そこから4ゲームを連取して逆転すると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして2時間6分で辛勝した。

 同胞のヘイリー・バティスト(アメリカ)に対する2回戦でも6-4 4-6 7-6(6)で競り勝っていたペグラは前週の北京3回戦から6試合連続で3セットを戦っており、試合後のオンコートインタビューで「前に2セットで終わった試合がいつだったか思い出せないわ」と語った。

「でもたくさんの素晴らしい選手たちと必死で戦ってきた。今日は屋根が締まってコンディションが違っていたからアジャストするのに少し時間がかかったけど、慣れてからはずっとレベルの高いプレーができたと思う」

 ペグラは次のラウンドで、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のイバ・ヨビッチ(アメリカ)を7-5 6-3で破って勝ち上がった予選勝者のカテリーナ・シニアコバ(チェコ)と対戦する。

 そのほかの試合ではディフェンディング・チャンピオンで第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第7シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)、第8シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、37歳のラウラ・シグムンド(ドイツ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 シード対決では第10シードのクララ・タウソン(デンマーク)がパオリーニに6-3 1-6 1-3とリードされた時点で右太腿のケガを理由に棄権したほかサバレンカが第16シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を6-3 6-2で下し、シフィオンテクは第13シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を7-6(2) 6-4で退けた。

 準々決勝ではサバレンカがルバキナと、シフィオンテクがパオリーニと、ガウフはシグムンドと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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