田口涼太郎が市川泰誠を倒して新チャンピオンに、シングルスで初の全日本制覇 [第100回全日本テニス選手権]

写真はイメージ(Getty Images)


 公益財団法人日本テニス協会(JTA)が主催する「三菱電機ビルソリューションズ全日本テニス選手権100th Supported by 橋本総業ホールディングス」(JTT-4/賞金総額2834万円/本戦10月5~12日/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第8シードの田口涼太郎(Team REC)が市川泰誠(ノア・インドアステージ)を6-4 7-5で倒して新チャンピオンに輝いた。試合時間は1時間33分。

 全日本に5年連続出場となる25歳の田口は、シングルスでは昨年のベスト4がこれまでの最高成績だった。第5シードで臨んだ田口は3試合を勝ち抜き、準決勝で今村昌倫(JCRファーマ)に6-7(3) 5-7で敗れていた。

 田口は2022年と23年に島津全日本室内テニス選手権大会(JTT-2/京都府京都市・島津アリーナ京都/室内カーペットコート)のダブルスで優勝した実績を持っているが、シングルスでの全日本タイトル獲得は今回が初となる。

 今大会での田口は1回戦で竹島駿朗(JITC)を4-6 6-2 6-3で、2回戦で予選勝者の大岐優斗(いちご)を6-2 2-6 6-3で、準々決勝で第3シードの松田龍樹(ノア・インドアステージ)を6-3 6-4で、準決勝では第1シードの磯村志(やすいそ庭球部)を6-4 6-7(4) 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 野口政勝(ONE DROP)とのペアで参戦しているダブルス(第4シード)でも勝ち残っている田口は、単複2冠をかけた第1シードの中川舜祐/楠原悠介(ともに伊予銀行)に対する決勝を控えている。

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写真◎Getty Images

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