ガウフがお世話になった自国の先輩ペグラを倒して大会初優勝「あなたと決勝で対戦できてうれしい」 [武漢オープン]

写真は大会初優勝を飾ったココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「Dongfeng Voyah武漢オープン」(WTA1000/中国・湖北省武漢/10月6~12日/賞金総額365万4963ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)が自国の先輩で第6シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-4 7-5で倒して大会初優勝を飾った。

 21歳のガウフがツアーレベルの同種目でタイトルを獲得したのは6月のフレンチ・オープン以来で11回目(今季2勝目、準優勝通算3回)となり、WTA1000大会では昨年10月の北京に続く3勝目を挙げた。

 4-1から4-4に追いつかれたガウフは続く2ゲームを取って第1セットを先取し、第2セット3-5から10ポイントを連取して主導権を取り戻すと6-5からのレシーブゲームで迎えた最初のチャンピオンシップポイントをものにして1時間42分で勝利を決めた。

「私がツアーに出始めた頃、あなたは最初に優しく接して歓迎してくれた人たちのひとりだった。とても大きなことだったから、本当に感謝している。ついにあなたと決勝で対戦できてうれしいし、これからもこのような機会があるよう願っている」とガウフは表彰式で自国の先輩に感謝の意を述べた。

「あなたは3セットの女王だから、今日は3セットまでいかないようにしようと決意していたの。第3セットになったらあなたに有利な展開になりそうだったから」

 先に行われたダブルス決勝では、ストーム・ハンター(オーストラリア)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)が第8シードのアンナ・ダニリナ(カザフスタン)/アレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)を6-3 6-2で退け同ペアでのツアー3勝目を挙げた。


女子ダブルスで優勝を飾ったストーム・ハンター(オーストラリア/右)とカテリーナ・シニアコバ(チェコ)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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