ナカシマがメジェドビッチとのネクストジェン王者対決を制して大会白星デビュー [アルマトイ・オープン]

写真はダラス・オープンでのブランドン・ナカシマ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アルマトイ・オープン」(ATP250/カザフスタン・アルマトイ/10月13~19日/賞金総額105万5255ドル/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)がハマド・メジェドビッチ(セルビア)を7-6(5) 6-2で退け大会白星デビューを飾った。

 お互いに安定したサービスゲームを展開した第1セットをタイブレークの末に先取したナカシマは第2セット第2ゲームで0-40のピンチを凌いでキープした直後にロングゲームを制して初のブレークに成功し、3-2から最後の3ゲームを連取して1時間22分で勝利を決めた。

 ともにNext Gen ATPファイナルズで優勝(2022年:ナカシマ、23年:メジェドビッチ)した実績を持つふたりはこれが2度目の対決だったが、昨年11月のベオグラード1回戦(メジェドビッチが3-6 7-5 6-3で勝利)で敗れていたナカシマが雪辱を果たした。

「素晴らしい気分だ。カザフスタンに来たのは初めてだけど、とても気に入っている」とナカシマは試合後のオンコートインタビューで語った。

「1回戦に勝つのは常に大事なことだから本当にうれしい。コンディションに慣れる必要があるけど、幸いにもかなり早めに現地入りできたからいい練習ができたよ」

 ナカシマは次のラウンドで、前日にルカ・ナルディ(イタリア)を7-6(3) 6-3で破って勝ち上がったファビアン・マロジャン(ハンガリー)と対戦する。

 そのほかの試合ではアダム・ウォルトン(オーストラリア)、アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)、アレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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