第2シードのルードがチリッチを倒して初戦突破「いい試合だった」 [ATPストックホルム]

写真は木下グループジャパンオープンでのキャスパー・ルード(ノルウェー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・ノルディック・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/10月13~19日/賞金総額70万6850ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が元世界ランク3位で2014年USオープン優勝者のマリン・チリッチ(クロアチア)を7-6(2) 6-4で倒してベスト8進出を決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ルードはこの試合が初戦だった。2-4からブレークバックに成功したルードはタイブレークの末に第1セットを先取し、サービスキープで進んだ第2セット5-4からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間49分で勝利をもぎ取った。

「いい試合だった。とても満足している」とルードは試合後のオンコートインタビューで語った。

「マリンは素晴らしい選手で非常にアグレッシブだ。立ち上がりは彼のほうがよかったから、僕は調子とリズムを取り戻そうとしていた。勝つことができて本当によかったよ」

 ルードは次のラウンドで、カミル・マイクシャク(ポーランド)を6-4 4-6 7-5で破って勝ち上がったセバスチャン・コルダ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したレオ・ボルグ(スウェーデン)を6-2 5-7 6-1で退け8強入りを決め、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)&マートン・フチョビッチ(ハンガリー)&アレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)は2回戦に駒を進めた。

 第8シードのカミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)はコバチェビッチから第1セットを先取したが、左膝のケガを理由に6-4 5-7 0-4とリードされた時点で棄権した。

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写真◎Getty Images

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