2022年大会覇者ルーネがフチョビッチを退け8強入り「最後にレベルを引き上げなければならなかった」 [ATPストックホルム]

写真はロレックス上海マスターズでのオルガ・ルーネ(デンマーク)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・ノルディック・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/10月13~19日/賞金総額70万6850ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)がマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を6-4 6-4で下して8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、2022年大会チャンピオンのルーネはこの試合が初戦だった。ワンブレーク差で第1セットを先取したルーネは第2セットも2-0とリードし、最初のサービング・フォー・ザ・マッチで15-40から4ポイントを連取して1時間48分で試合を締めくくった。

「彼(フチョビッチ)は本当にしっかり振り抜いてボールを打ち込んできたから、こちらもかなりいいプレーをする必要があった」とルーネは試合を振り返った。

「彼は簡単には勝たせてくれなかったから、最後に自分のレベルを引き上げなければならなかった。試合を締めくくるのが難しかったけど、自分のパフォーマンスには満足している」

 ルーネは次のラウンドで、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-4 4-6 6-3で破って勝ち上がったトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのユーゴ・アンベール(フランス)、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエリアス・イーメル(スウェーデン)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 アンベールがマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を7-6(5) 6-3で倒し、ソネゴがアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)を7-6(3) 6-1で退け、イーメルはジェイコブ・ファーンリー(イギリス)に6-2 6-2で快勝した。

 準々決勝ではアンベールがソネゴと、イーメルは第3シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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