ルーネが左脚を痛めながらも準々決勝に辛勝「正直に言ってあまりよくないけど…」 [ATPストックホルム]

写真はロレックス上海マスターズでのオルガ・ルーネ(デンマーク)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・ノルディック・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/10月13~19日/賞金総額70万6850ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)がトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)に6-7(4) 6-3 6-4で逆転勝利をおさめた。

 19本とミスを量産して第1セットを落としたルーネは第2セットを取り返したあと3-0とリードした第3セットでブレークバックを許すとメディカルタイムアウトを取り、左太腿にテーピングをした状態でプレーを続けて5-4からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして2時間33分で辛勝した。

「(太腿の具合は)正直に言ってあまりよくない。でも試合を最後までやり遂げることができて本当にうれしい」とルーネは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ファンの皆さんがいなければここまでできなかったと思う。左脚の問題でかなり苦しんだけど、会場のエネルギーは凄く特別なものだった」

 2022年大会チャンピオンのルーネは次のラウンドで、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を6-7(3) 6-0 6-3で破って勝ち上がった第4シードのユーゴ・アンベール(フランス)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、キャスパー・ルード(ノルウェー)とデニス・シャポバロフ(カナダ)の顔合わせとなった。

 第2シードのルードが1セットダウンから巻き返してセバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-7(5) 6-4 6-4で倒し、第3シードのシャポバロフはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエリアス・イーメル(スウェーデン)を6-4 6-7(3) 6-1で退けた。

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写真◎Getty Images

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