デミノーが初戦突破で記念すべきツアーレベルのマッチ300勝目「素晴らしい瞬間のひとつ」 [ATPウィーン]

写真はアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「エルステバンク・オープン」(ATP500/オーストリア・ウィーン/10月20~26日/賞金総額273万6875ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第3シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したユーリ・ロディオノフ(オーストリア)を6-4 6-1で退け好スタートを切った。

 第5ゲームで2つのピンチを凌いでキープしたデミノーは5-4から初のブレークに成功して第1セットを先取し、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間20分で記念すべきツアーレベルのマッチ300勝目を挙げた。

「凄くクールだね。このスポーツをやっているとキャリアを通して何かをじっくり味わう時間も選択肢もあまりない。300勝を達成できたのは本当に素晴らしい瞬間のひとつだ」とデミノーは試合後に語った。

「長いキャリアだったと感じるし、僕はこの300勝を楽しんできた」

 デミノーは次のラウンドで、カミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)とワイルドカードを得て参戦したフィリップ・ミゾリッチ(オーストリア)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)、タロン・グリークスプア(オランダ)、第8シードのボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)、予選勝者のマッテオ・アルナルディ(イタリア)が2回戦に駒を進めた。

 第5シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)はグリークスプアに3-6 7-5 4-6で敗れ、ディフェンディング・チャンピオンだった前週のアルマトイに続き2回戦で敗れたUSオープン以降4大会連続となる初戦敗退を喫した。

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写真◎Getty Images

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