フリッツが上海優勝のバシュロに辛勝で初戦をクリア [スイス室内]

写真はテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「スイス室内バーゼル」(ATP500/スイス・バーゼル/10月20~26日/賞金総額252万3045ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第1シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したヴァランタン・バシュロ(モナコ)に4-6 7-6(4) 7-5で逆転勝利をおさめた。

 4-5から2度目のサービスダウンを喫して第1セットを落としたフリッツは競り合いとなった第2セットをタイブレークの末に取り返し、第3セット4-2からブレークバックを許したあと6-5からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして2時間36分で競り勝った。

 26歳のバシュロは2週前の上海(ATP1000/ハードコート)で予選から勝ち上がった末に1990年以降のATPマスターズ1000大会史上もっとも低い世界ランク204位でツアー初優勝を果たす快挙を達成していたが、連勝は「9」でストップした。

 フリッツは次のラウンドで、セバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-3 6-4で破って勝ち上がったユーゴ・アンベール(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と19歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)が8強入りを決め、第4シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)&第5シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)&ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)は2回戦に駒を進めた。

 フォンセカと対決する予定だった第7シードのヤクブ・メンシク(チェコ)が左足のケガを理由に棄権したほか、ファン デ ザンツフープは第3シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)を6-2 6-2で倒してシードダウンを演じた。

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写真◎Getty Images

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