シナーが難敵ブブリクに対する準々決勝にストレート勝利「彼は非常に危険な相手」 [ATPウィーン]

写真は男子シングルス1回戦でのヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「エルステバンク・オープン」(ATP500/オーストリア・ウィーン/10月20~26日/賞金総額273万6875ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が第8シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を6-4 6-4で倒してベスト4に進出した。

 10回あった自分のサービスゲームで僅か5ポイントしか落とさなかったシナーは一度もピンチに直面することなくすべてキープし、各セットで一度ずつブレークに成功して1時間16分で勝利を決めた。

 ブブリクは6月にハレの2回戦でシナーから通算2勝目(3-6 6-3 6-4)を挙げたが、先月のUSオープン4回戦に続くストレート負けで通算6敗目を喫した。

「本当に厳しい対戦だった。今日は彼が素晴らしいサービスを打っていたと思うけど、できるだけ多く返そうと努力した。何度かチャンスを作れてよかったよ」とシナーは試合を振り返った。

「第1セットの序盤にあったチャンスを活かすことができなかったけど、メンタル的に耐え抜くことができて満足している。彼は非常に危険な相手だけど、できるだけ安定したプレーをしようと心掛けた。凄くうれしい」

 シナーは次のラウンドで、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-1 7-6(4)で破って勝ち上がった第3シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)の顔合わせとなった。

 第2シードのズベレフがタロン・グリークスプア(オランダ)の棄権(背中のケガ)による不戦勝で勝ち進み、第4シードのムゼッティはコランタン・ムーテ(フランス)を6-3 6-4で退けた。

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写真◎Getty Images

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