シングルス決勝はサバレンカとルバキナの全勝対決に [WTAファイナルズ]

写真は逆転勝利で決勝進出を決めたエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ・リヤド」(ファイナルズ/サウジアラビア・リヤド/11月1~8日/賞金総額1550万ドル/室内ハードコート)の大会7日目は決勝トーナメントの準決勝が行われ、単複のファイナリストが出揃った。

 シングルスは第2試合で第6シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が第5シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)に4-6 6-4 6-3で逆転勝利をおさめ、続く第3試合では第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第4シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)を6-3 3-6 6-3で振りきり、決勝は全勝対決となった。

 同大会に5年連続出場となる27歳のサバレンカは初めて予選ラウンドを突破した2022年に決勝進出を果たしたが、カロリーヌ・ガルシア(フランス)に6-7(4) 4-6で敗れていた。

 2023年から出場3年目で初めて決勝トーナメントに進出した26歳のルバキナは先月の寧波(WTA500/ハードコート)から負けておらず、連勝を「10」に伸ばした。

 ふたりは過去13戦してサバレンカが8勝5敗とリードしているが、昨年の同大会グループステージではルバキナが6-4 3-6 6-1で勝っている。

 ダブルスでは第4シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)/エリース・メルテンス(ベルギー)と第7シードのティメア・バボス(ハンガリー)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)が勝ち上がり、それぞれグループステージを2位で通過したペアが決勝に進出した。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会7日目◎11月7日|試合結果

決勝トーナメント|女子シングルス準決勝

○1アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[1] 6-3 3-6 6-3 ●2アマンダ・アニシモワ(アメリカ)[4]

○4エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[6] 4-6 6-4 6-3 ●3ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[5]

決勝トーナメント|女子ダブルス準決勝

○2ティメア・バボス/ルイーザ・ステファニー(ハンガリー/ブラジル)[8] 6-4 7-6(5) ●1シェイ・スーウェイ/エレナ・オスタペンコ(台湾/ラトビア)[6]

○3ベロニカ・クデルメトワ/エリース・メルテンス(ロシア/ベルギー)[4] 4-6 7-6(6) [10-6] ●4カテリーナ・シニアコバ/テイラー・タウンゼント(チェコ/アメリカ)[2]

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写真◎Getty Images

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