前年の準優勝者ノリーがソネゴに逆転勝利、決勝の相手はツアー初優勝を目指す19歳ティエンに決定 [モゼール・オープン]

写真はロレックス・パリ・マスターズでのキャメロン・ノリー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モゼール・オープン」(ATP250/フランス・メス/11月2~8日/賞金総額59万6035ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第7シードのキャメロン・ノリー(イギリス)が2022年大会チャンピオンのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)に4-6 6-2 6-4で逆転勝利をおさめた。

 第3ゲームでサービスダウンを喫して第1セットを落としたノリーは相手のサービスゲームを2度破って第2セットを取り返し、第3セット5-4からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして2時間で競り勝った。

「ロレンツォとの対戦はいつも激しいバトルになる。僕は彼のことをとてもリスペクトしているんだ」とノリーは試合後に語った。

「彼はテニスに情熱を注いでおり、戦う姿勢でそれを見せてくれた。今日は2人とも全力で戦った。第3セットで自分が発揮したレベルには本当に満足している」

 初めてプレーした前年の大会で準優勝を飾ったノリーは通算16回目のツアー決勝で、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のビタリー・サチコ(ウクライナ)を6-1 6-4で破って勝ち上がった19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)と対戦する。

 ふたりは今季だけで3戦して初対決でストレート負けを喫したティエンが2勝1敗と勝ち越しており、直近では先月に上海の3回戦でプレーしてティエンが7-6(4) 6-3で勝っている。

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写真◎Getty Images

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