男子は小野倫太郎が優勝、全豪ジュニア本戦ワイルドカードをかけた国際大会の出場権を獲得 [Road to AO in 四日市◎国内予選]
住友ゴム工業株式会社と公益財団法人日本テニス協会(JTA)が主催する「2026 DUNLOP ROAD TO THE AUSTRALIAN OPEN JUNIOR SERIES in 四日市 国内予選」(三重県四日市市・四日市テニスセンター/11月4~8日/ハードコート)が開催され、各種目の優勝者が決定した。
この大会は国内の17歳以下男女各16人が出場し、優勝者には同会場で行われる翌年の全豪ジュニア本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)をかけた国際大会(11月10~14日)の参加資格が与えられる。
試合は男女とも4人1組の4グループに分かれてラウンドロビン(総当たり戦)を行い、上位1名ずつが決勝トーナメントに進出して優勝を争う。ラウンドロビンは2タイブレークセットで1セットオール後は10ポイントマッチタイブレーク(ノーレット方式)、決勝トーナメントおよび3位決定戦はベストオブ3タイブレークセット(第3セットは6-6から10ポイントマッチタイブレーク、ノーレット方式)で行われた。
男子は第3シードの小野倫太郎(四日市工業高校)&第4シードの戸邉悠真(サムライテニス)&第6シードの中村匡尚(岩手高等学校)&ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した大越楓真(四日市工業高校)がそれぞれのグループを勝ち上がり、決勝で小野が戸邉を6-2 6-1で下して優勝を飾った。
13歳以下を対象とした「DUNLOP Road to Australia 14 & Under Kick-Off 2026」も開催され、男子のチャンピオンに輝いた安居院虹斗(ARROWS TENNIS SCHOOLS)はオーストラリアでのキャンプまたは同等のプログラムへの参加資格を獲得した。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)
大会結果|男子
予選ラウンド
グループA
●1鈴木琉斗(慶應義塾高校)[1] 4-6 3-6 ○2大越楓真(四日市工業高校)[WC]
●3内藤圭吾(立命館守山高)6-3 3-6 [3-10] ○4木河瞭(やすいそ庭球部)[5]
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●1鈴木琉斗(慶應義塾高校)[1] 6-1 4-6 [8-10] ○3内藤圭吾(立命館守山高)
○2大越楓真(四日市工業高校)[WC] 7-6(8) 6-1 ●4木河瞭(やすいそ庭球部)[5]
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○1鈴木琉斗(慶應義塾高校)[1] 7-6(4) 7-5 ●4木河瞭(やすいそ庭球部)[5]
○2大越楓真(四日市工業高校)[WC] 7-6(7) 6-2 ●3内藤圭吾(立命館守山高)
グループA|最終順位
1位 大越:3勝0敗(セット6-0、ゲーム38-22)
2位 鈴木:1勝2敗(セット3-4、ゲーム31-31)
3位 内藤:1勝2敗(セット3-5、ゲーム25-33)
4位 木河:1勝2敗(セット2-5、ゲーム28-36)
グループB
○1塚本康慈(北科大高)[2] 7-5 6-2 ●2林優成(MSS橘テニスアカデミー)[WC]
●3鈴木晴(三重GTC)6-7(6) 1-6 ○4中村匡尚(岩手高等学校)[6]
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●1塚本康慈(北科大高)[2] 2-6 3-6 ○3鈴木晴(三重GTC)
●2林優成(MSS橘テニスアカデミー)[WC] 4-6 3-6 ○4中村匡尚(岩手高等学校)[6]
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○1塚本康慈(北科大高)[2] 7-5 6-3 ●4中村匡尚(岩手高等学校)[6]
●2林優成(MSS橘テニスアカデミー)[WC] 5-7 4-6 ○3鈴木晴(三重GTC)
グループB|最終順位
1位 中村:2勝1敗(セット4-2、ゲーム33-27)
2位 鈴木:2勝1敗(セット4-2、ゲーム32-27)
3位 塚本:2勝1敗(セット4-2、ゲーム31-27)
4位 林:0勝3敗(セット0-6、ゲーム23-38)
グループC
○1小野倫太郎(四日市工業高校)[3] 6-3 6-0 ●2扶川英琉(高松北高校)
●3西美晴(鳳凰高校)5-7 3-6 ○4辻本悠嗣(金沢高)[7]
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○1小野倫太郎(四日市工業高校)[3] 6-0 6-3 ●3西美晴(鳳凰高校)
●2扶川英琉(高松北高校)2-6 4-6 ○4辻本悠嗣(金沢高)[7]
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○1小野倫太郎(四日市工業高校)[3] 7-5 7-6(4) ●4辻本悠嗣(金沢高)[7]
○2扶川英琉(高松北高校)3-6 7-6(6) [10-5] ●3西美晴(鳳凰高校)
グループC|最終順位
1位 小野:3勝0敗(セット6-0、ゲーム38-17)
2位 辻本:2勝1敗(セット4-2、ゲーム36-28)
3位 扶川:1勝2敗(セット2-5、ゲーム20-36)
4位 西:0勝3敗(セット1-6、ゲーム23-36)
グループD
○1戸邉悠真(サムライテニス)[4] 6-0 6-0 ●2永山悠斗(興國高等学校)
●3大場陸(ルネサンス鷹之台)[WC] 3-6 1-6 ○4片岡龍亮(四日市工業高校)[8]
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○1戸邉悠真(サムライテニス)[4] 7-6(6) 6-2 ●3大場陸(ルネサンス鷹之台)[WC]
●2永山悠斗(興國高等学校)2-6 5-7 ○4片岡龍亮(四日市工業高校)[8]
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○1戸邉悠真(サムライテニス)[4] 1-6 6-3 [10-5] ●4片岡龍亮(四日市工業高校)[8]
●2永山悠斗(興國高等学校)3-6 4-6 ○3大場陸(ルネサンス鷹之台)[WC]
グループD|最終順位
1位 戸邉:3勝0敗(セット6-1、ゲーム33-17)
2位 片岡:2勝1敗(セット5-2、ゲーム34-19)
3位 大場:1勝2敗(セット2-4、ゲーム24-32)
4位 永山:0勝3敗(セット0-6、ゲーム14-37)
決勝トーナメント
準決勝
○2戸邉悠真(サムライテニス)[4] 6-7(5) 7-6(4) 6-4 ●1大越楓真(四日市工業高校)[WC]
○3小野倫太郎(四日市工業高校)[3] 6-3 6-3 ●4中村匡尚(岩手高等学校)[6]
決勝
○3小野倫太郎(四日市工業高校)[3] 6-2 6-1 ●2戸邉悠真(サムライテニス)[4]
3位決定戦
○中村匡尚(岩手高等学校)[6] 6-4 4-6 6-4 ●大越楓真(四日市工業高校)[WC]

13歳以下男子優勝の安居院虹斗(ARROWS TENNIS SCHOOLS)(写真提供◎住友ゴム工業株式会社)
写真提供◎住友ゴム工業株式会社
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