ルバキナが2年連続年末世界1位サバレンカとの全勝対決を制して大会初優勝「信じられないような1週間だった」 [WTAファイナルズ]

写真は女子シングルスで全勝優勝を飾ったエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ・リヤド」(ファイナルズ/サウジアラビア・リヤド/11月1~8日/賞金総額1550万ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、第6シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-3 7-6(0)で振りきり全勝優勝を飾った。

 26歳のルバキナがツアーレベルでタイトルを獲得したのは、先月の寧波以来で通算11回目(シングルスのみ、準優勝通算11回)となる。

 試合を通して直面した5度のブレークポイントをすべてセーブしたルバキナは3-2から相手のサービスゲームを破って第1セットを先取し、第2セット4-5で15-40のピンチを凌いでキープした末にもつれ込んだタイブレークを7ポイント連取で締めくくって1時間47分で勝利を決めた。

 2023年から出場3年目で初めて決勝トーナメントに進出した26歳のルバキナは寧波から負けておらず、連勝を「11」に伸ばした。

「信じられないような1週間だった。正直に言うと、結果は期待していなかった。ここまでこれたことが信じられない」とルバキナは試合後に語った。

「アーニャが2年連続で世界ナンバーワンとしてシーズンを終えることを祝福したい。素晴らしい功績だわ。今日は本当に厳しい戦いだった。幸運に恵まれた瞬間もあったけど、それがテニスなのだと思う。これからもあなたと決勝でプレーできるよう願っている」

 同大会に5年連続出場となる27歳のサバレンカは初めて予選ラウンドを突破した2022年に決勝進出を果たしたが、カロリーヌ・ガルシア(フランス)に6-7(4) 4-6で敗れていた。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

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写真◎Getty Images

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