国際テニス連盟（ITF）の女子ツアー下部大会「PERPETUAL NSWオープン」（ITFワールドテニスツアーW75／オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー／11月17～23日／賞金総額6万ドル／ハードコート）の女子ダブルス決勝で、第2シードの阿部宏美（アオヤマスポーツ）／山﨑郁美（島津製作所）が第1シードのペトラ・ヒュール／エレナ・ミチッチ（ともにオーストラリア）を6-4 6-4で倒して優勝を飾った。試合時間は1時間15分。

　ともに全日本学生テニス選手権大会（インカレ）で優勝した実績を持つ阿部と山﨑のコンビは、今回が4度目のダブルス出場。ふたりは5月の昌原（W35／ハードコート）で4試合を勝ち抜き、同ペアでの初タイトルを獲得していた。

　そのほかの日本勢では山口芽生（フリー）が第3シードのタリア・ギブソン（オーストラリア）に6-3 6-7(4) 2-6で逆転負けを喫したが、ノーシードから準々決勝まで勝ち進んだ。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者

試合結果◎日本人選手｜本戦

女子シングルス準々決勝

●14山口芽生（日本／フリー）6-3 6-7(4) 2-6 ○9タリア・ギブソン（オーストラリア）[3]

女子シングルス2回戦

○14山口芽生（日本／フリー）6-2 2-6 6-3 ●15ガブリエラ・ダ シルバ フィック（オーストラリア）[WC]

●3倉持美穂（日本／SBC メディカルグループ）6-7(5) 1-6 ○1キンバリー・ビレル（オーストラリア）[1]

女子シングルス1回戦

○14山口芽生（日本／フリー）6-2 7-5 ●13佐藤南帆（日本／三田興産）[Q]

●23阿部宏美（日本／アオヤマスポーツ）4-6 3-6 ○24マディソン・イングリス（オーストラリア）[4]

●26今村咲（日本／EMシステムズ）2-6 4-6 ○5エマーソン・ジョーンズ（オーストラリア）[5]

○3倉持美穂（日本／SBC メディカルグループ）6-7(5) 6-0 6-1 ●4チャン・スジョン（韓国）[Q]

●21山﨑郁美（日本／島津製作所）2-6 4-6 ○22ストーム・ハンター（オーストラリア）[WC]

女子ダブルス決勝

○16阿部宏美／山﨑郁美（アオヤマスポーツ／島津製作所）[2] 6-4 6-4 ●1ペトラ・ヒュール／エレナ・ミチッチ（オーストラリア）[1]

女子ダブルス準決勝

○16阿部宏美／山﨑郁美（アオヤマスポーツ／島津製作所）[2] 7-6(5) 3-6 [10-6] ●10バレンティナ・イワノフ／ティアン・ファンラン（ニュージーランド／中国）

女子ダブルス準々決勝

○16阿部宏美／山﨑郁美（アオヤマスポーツ／島津製作所）[2] 6-1 6-2 ●13ヤン・ヤーイー／ユアン・チェンイイ（台湾／中国）

女子ダブルス1回戦

○16阿部宏美／山﨑郁美（アオヤマスポーツ／島津製作所）[2] 6-1 6-4 ●15アリナ・ブラトワ／ベル・トンプソン（ロシア／オーストラリア）

●14チョン・ボヨン／倉持美穂（韓国／SBC メディカルグループ）2-6 2-6 ○13ヤン・ヤーイー／ユアン・チェンイイ（台湾／中国）

●3華谷和生／佐藤久真莉（三浦工業／富士薬品）1-6 0-6 ○4ユリア・スタロドゥブツェワ／カタリナ・ザワツカ（ウクライナ）

●7チャン・ガウル／輿石亜佑美（韓国／フリー）3-6 1-6 ○8バク・ダヨン／イ・ウンヘ（韓国）

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