シナーが2年連続でITF世界チャンピオンに、1年を通して世界1位の座を維持したサバレンカは2年ぶり2度目の栄誉

写真はヤニク・シナー(イタリア/左)とアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)が水曜日に公式サイトを更新し、ヤニク・シナー(イタリア)とアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がシングルスの2025年ITF世界チャンピオンに選ばれたと発表した。

 ITF世界チャンピオンはATPランキングまたはWTAランキングの年末世界1位の選手が必ずしも選ばれる訳ではなく、1年間を通して各プレーヤーの成績を測るシステムに従ってITFによって決められる。

 24歳のシナーが2年連続で栄誉に輝き、27歳のサバレンカは2年ぶり2度目の選出となった。

 1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でタイトル防衛に成功したあとドーピング違反で3ヵ月の出場停止処分を受けたシナーは7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で初の栄冠に輝き、11月には「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/室内ハードコート)で2連覇を果たして58勝6敗(ツアー優勝6回、準優勝4回)で世界ランク2位として力強くシーズンを終えた。

 1年を通して世界ランク1位の座を維持したサバレンカは2025年シーズンに9大会で決勝に進出し、9月のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を含むツアー4勝を挙げて63勝12敗の戦績を残した。

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写真◎Getty Images

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