インドネシアの新鋭ジャニス・チェンがシードダウンを演じて大会白星デビュー「歴史の一部になることができてうれしい」 [オーストラリアン・オープン]

写真はシードダウンを演じて大会白星デビューを飾ったジャニス・チェン(インドネシア)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月18日~2月1日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、ジャニス・チェン(インドネシア)が第22シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)を6-2 7-6(1)で倒す番狂わせを演じた。

 1-2から5ゲームを連取して第1セットを先取したチェンは第2セットで2度先行しながらその都度追いつかれたが、もつれ込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間43分で勝利を決めた。

 インドネシアの女子選手が同大会の本戦で勝ち星を挙げたのは、1998年に16強入りしたヤユク・バスキ(インドネシア)以来となる。

「インドネシアを代表してここで勝利をおさめ、歴史の一部になることができて凄くうれしい。特に応援に駆けつけてくれた家族の前で勝つことができたのは特別なことだと感じている」とチェンは試合後の記者会見で語った。

「『インドネシア!』というチャントが聞けたのは私にとって特別なことだった。ホームのように感じることができるし、多くのインドネシア人が自分を応援しにきてくれたと知るだけでも大きな意味がある」

 ペパーダイン大学で腕を磨いたあと本格的にプロ大会に参戦し始めたチェンが四大大会に出場したのは2度目だが、初挑戦で予選を突破した昨年のUSオープンでも第24シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)に6-4 4-6 6-4で勝って本戦白星デビューを飾っていた。

 世界ランク400位台で昨シーズンをスタートしたチェンはITFツアーで6勝を挙げる過程でマッチ27連勝を飾って150位以内に食い込むと10月に済南のWTA125大会を制してトップ100デビューを果たし、11月のチェンナイでシングルスのツアー初優勝を飾るなどして飛躍を遂げた。

 チェンは次のラウンドで、予選を勝ち上がってきた2017年USオープン優勝者のスローン・スティーブンス(アメリカ)を7-6(7) 6-2で破って勝ち上がった元世界ナンバーワンのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦する。

 33歳のプリスコバは2回戦で途中棄権を強いられた2024年USオープンのあと左足首の手術を受けるなどして戦線離脱を余儀なくされていたため世界ランクを1057位まで落としているが、スペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)を使用して出場した復帰戦を勝利で飾った。

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写真◎Getty Images

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