少ないチャンスを生かしたジョコビッチがシナーの3連覇を阻止して3年ぶり11回目の決勝進出 [オーストラリアン・オープン]

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月18日~2月1日/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのヤニク・シナー(イタリア)を3-6 6-3 4-6 6-4 6-4で倒して3年ぶり11回目の優勝に王手をかけた。

 ワンブレークずつで2セットを取り合ったあと第5セットでピンチを何度も凌いでサービスキープを続けていたジョコビッチが3-3からワンチャンスをものにしてブレークに成功し、残りのサービスゲームを何とか死守して4時間9分で勝利をもぎ取った。

 大会3連覇を目指していたシナーは3回戦で途中棄権を余儀なくされた昨年10月の上海(ATP1000/ハードコート)から負け知らずだったが、連勝は「20」でストップした。

 シナーは合計獲得ポイントで152対140と大きく上回っていたが、ブレークポイント獲得率(シナー:18回中2ポイント、ジョコビッチ:8回中3ポイント)の差で少ないチャンスを生かしたジョコビッチが勝者となった。

 同大会に4年連続21回目の出場となる38歳のジョコビッチは、男子の最多記録となる10度(2008年、11~13年、15~16年、19~21年、23年)の優勝を誇っている。第7シードで臨んだ昨年はカルロス・アルカラス(スペイン)に4-6 6-4 6-3 6-4で勝った試合で左脚を痛め、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に対する準決勝で途中棄権(ズベレフから7-6(5))を余儀なくされていた。

 マーガレット・コート(オーストラリア)に並ぶシングルス最多記録となる24回の四大大会制覇を果たしているジョコビッチだが、2023年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を最後にタイトルから遠ざかっている。

 ふたりはこれが11回目の対決だったが、5連敗中だったジョコビッチが5勝目を挙げた。全豪では2024年の準決勝で顔を合わせ、シナーが6-1 6-2 6-7(6) 6-3で勝っていた。

 今大会でのジョコビッチは1回戦でペドロ・マルチネス(スペイン)を6-3 6-2 6-2で、2回戦で予選勝者のフランチェスコ・マエストレッリ(イタリア)を6-3 6-2 6-2で、3回戦でボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-3 6-4 7-6(4)で破り、4回戦は第16シードのヤクブ・メンシク(チェコ)が腹筋のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がり、準々決勝では第5シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)が第3セット途中(ムゼッティから6-4 6-3 1-3)でリタイアしたため4強入りを決めていた。

 ジョコビッチは3年ぶり11回目の決勝で、2セットアップの第3セット4-4でケイレンに見舞われながらも第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)との死闘を6-4 7-6(5) 6-7(3) 6-7(4) 7-5で制して勝ち上がった第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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