第1シードの大坂は“おずおず”としたスタート [USオープン]

 難しいものだったとはいえ、この勝利はハードコートのグランドスラム大会における大坂の連勝数を「15」に伸ばした。それには2018年USオープンでの進撃と、今年1月のオーストラリアン・オープン優勝へのそれが含まれる。

 それらの勝利が、彼女がシングルスで世界1位になった初の日本人となることを助けたのだ。彼女は一度首位の座を失ったが、今月ふたたびそれを取り戻した。

 プレッシャーと期待に対処する中で経験した苦闘について、今季の大坂はかなりオープンに語っていた。彼女はブリンコワとの難しい試合をどうやって乗り越えたかを理解することが、自分の前進に促進力を与えてくれるよう願っていると語った。

「それは私を大いに助けてくれるはず。私は、より厳しい試合から学んでいるから」と大坂はコメントした。

「きっとそれは、私が準備し、学び、ゲームプランを状況に適応させることを助けてくれるはず」

 この敗戦後にブリンコワのUSオープンでの戦績は0勝2敗に、トップ10に対する戦績は0勝4敗となった。

(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

※写真は大坂なおみ(日本/日清食品)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)

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