4人の元グランドスラム・チャンピオンたちが名誉の殿堂入りの候補に
ゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)、セルジ・ブルゲラ(スペイン)、コンチタ・マルチネス(スペイン)、ヨナス・ビヨルクマン(スウェーデン)が、2020年のテニス名誉の殿堂入りの候補としてリストアップされた。
水曜日に発表されたこの4人は、いずれも元グランドスラム・チャンピオンであり、プレーヤー部門で2年目の候補入りとなった。
イバニセビッチは2001年のウインブルドンで優勝者で、ほかに3度決勝に進出したことがある。強力なサービスを武器とした元世界ランク2位のクロアチア人は今、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)のコーチとして働いている。
ブルゲラはフレンチ・オープンで、1993年と1994年に2年連続で優勝を遂げている。一方、マルチネスは1994年ウインブルドンで優勝し、ほかにWTAツアーで「33」のタイトルを獲得した。彼女はまた、5度に渡ってスペインをフェドカップ優勝に導いた。
ビヨルクマンは男子ダブルスで生涯グランドスラム(キャリアを通じて4つのグランドスラム・タイトルを獲得すること)を達成し、ダブルス世界ランクで1位となった。彼はまたダブルスで「54」のタイトルを獲得し、スウェーデンが3度デビスカップ優勝を遂げる手助けをした。
2020年に殿堂入りを果たす人物の名前は来年1月に発表され、セレモニーは7月18日に行われる予定となっている。(C)AP(テニスマガジン)
※写真は左からビヨルクマン、マルチネス、ブルゲラ、イバニセビッチ(Getty Images)
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