44歳セレナが勝利ならずもウインブルドンのセンターコートで2022年USオープン以来のシングルスをプレー「心から満喫した」

写真は2022年USオープン以来のシングルスをプレーしたセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月29日~7月12日/グラスコート)の女子シングルス1回戦に元世界ランク1位で44歳のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が出場したが、20歳のマヤ・ジョイント(オーストラリア)に3-6 7-6(6) 3-6で敗れた。

 四大大会で通算39回優勝(シングルス:23勝、女子ダブルス:14勝、ミックスダブルス:2勝)しているセレナはグラスコートシーズンにロンドンのダブルスで引退後初めて公式戦でのプレーを披露し、翌週のベルリンにも参戦して1勝1敗の戦績を残していた。

 姉のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)とペアを組むダブルスに続いてシングルスでもワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取ったセレナが同種目でプレーしたのは、アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)に5-7 7-6(4) 1-6で敗れた2022年USオープン3回戦以来だった。

 3-4から初のサービスダウンを喫して第1セットを落としたセレナは第2セット2-3と3-4からブレークバックした末にもつれ込んだタイブレークを制したあと第3セット1-1から相手のサービスゲームを破って見せ場を作ったが、続く4ゲームを連取して逆転したジョイントが2時間2分で本戦初勝利を挙げた。

 腰のケガに苦しんでいたジョイントは8強入りした1月のアデレード以降ツアーレベルで勝てていなかったが、ウインブルドンのセンターコートで連敗を「11」でストップした。

「昨夜はあまり眠れなかった。午前2時くらいまでずっと試合のことを考えていた」とジョイントは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼女(セレナ)には凄いオーラがあって、正にレジェンドだわ。このコートではこれまで数多くの偉大な選手たちがプレーしてきた。小さな頃からずっとこの瞬間を夢見てきたから、本当に信じられないような気分よ」

 ジョイントは次のラウンドで、レナタ・サラスア(メキシコ)を6-1 6-2で破って勝ち上がった第29シードのアレクサンドラ・イアラ(フィリピン)と対戦する。

 試合後の記者会見を行わなかったセレナは大会を通して声明文を発表し、「ウインブルドンに戻ってこれて本当に素晴らしかった。まさか自分がここにいるとは思ってもいなかった」とコメントした。

「雰囲気が素晴らしく、コートに出た瞬間も最高だった。この瞬間を本当に楽しんだし、恋しかった。心から満喫することができた」

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写真◎Getty Images

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