1年前のシナー戦で悲劇に見舞われたウインブルドンに戻ってきたディミトロフが第15シードのメンシクを倒して3回戦へ「感動で胸がいっぱい」

写真はシードダウンを演じて2回戦を突破したグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月29日~7月12日/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が第15シードのヤクブ・メンシク(チェコ)を7-6(5) 4-6 7-5 6-3で倒してベスト32に進出した。

 昨年のヤニク・シナー(イタリア)に対するウインブルドン4回戦で2セットを先取しながら第3セット途中でサービスを打った際に胸筋を負傷して棄権(シナーから3-6 5-7 2-2)を余儀なくされたディミトロフは戦線離脱を経て世界ランクを146位まで落としており、今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場している。

 タイブレークの末に第1セットを先取したディミトロフは4-4から初のサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、5-4から初のブレークに成功して第3セットを奪うと第4セット1-3から最後の5ゲームを連取して3時間15分で勝利を決めた。

「正直に言って、今は何も言うことがない。とにかくこうして戻ってきて、皆さんの前でテニスができることが本当にうれしい。それだけだ。凄く感動して胸がいっぱいだ」とディミトロフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「本当に素晴らしい試合ができた。コートに出て戦うことだけを考えていた。それが目標だった。勝ち負けは考えていなかったし、体のことさえ頭になかった。いつものように雰囲気は最高だった」

「この1年は本当に大変だった。勝つか負けるかじゃないんだ。自分に打ち勝ち、今日のようにテニスをすることだけを考えていた」

 シードダウンを演じた元世界3位のディミトロフは次のラウンドで、第20シードのアルトゥール・フィス(フランス)を6-4 7-5 3-6 6-3で破って勝ち上がった2021年大会準優勝者のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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