サバレンカがグランドスラム大会で2020年USオープン以来のストレート負けを喫して4回戦敗退「なおみに圧倒された」 [ウインブルドン]

写真はグランドスラム大会で2020年USオープン以来のストレート負けを喫して4回戦敗退に終わったアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月29日~7月12日/グラスコート)の女子シングルス4回戦で、第14シードの大坂なおみ(フリー)が第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-2 7-6(2)で倒してベスト8進出を果たした。

 グランドスラム本戦でプレーするのが34回目となる大坂が同ラウンドで戦ったのは9試合目だったが、6勝目(3敗)を挙げた。

 2-1と先行した直後に2つのブレークポイントを凌いでキープした大坂はもう一度相手のサービスゲームを破って第1セットを先取し、すべてサービスキープでもつれ込んだ第2セットのタイブレークで迎えた2度目のマッチポイントをものにして1時間28分で世界ナンバーワンに対する勝利をもぎ取った。

 ふたりはこれが5度目の対決だったが、3連敗中だった大坂が2018年USオープン4回戦(6-3 2-6 6-4)以来となる2勝目を挙げた。直近では先月にフレンチ・オープンの4回戦で顔を合わせ、サバレンカが7-5 6-3で勝っていた。

 サバレンカが四大大会でストレート負けを喫したのは、自国の先輩であるビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に対する2020年USオープン2回戦(アザレンカが6-1 6-3で勝利)以来となる。

 昨シーズンの大坂はグラスコートで3勝3敗と大きな成果を上げられなかったが、今季は大会前週にプレーしたWTA500のバート ホンブルクで4試合を勝ち抜いたあとカロリーナ・ムチョバ(チェコ)に対する決勝を足のケガで途中棄権を強いられたが同サーフェスでの自己最高成績をマークした。

「コートでこんなに楽しい時間を過ごしたのは久し振りだし、ここでそれができたのは大きな意味がある」と大坂は試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼女(サバレンカ)には3連敗中だったし、本当に悔しい思いをしていた。どうしても流れを変えたかったから、そのチャンスを手にすることができて本当にうれしい」

 センターコートでの初勝利を挙げた元世界ランク1位の大坂は準々決勝で、2024年大会チャンピオンのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)との同胞対決を7-5 5-7 6-3で制して勝ち上がった第10シードのムチョバと対戦する。

 3度(2021年、23年、25年)4強入りしたのが最高成績のウインブルドンはサバレンカが唯一決勝に進出できていない四大大会だが、準々決勝を前に敗退したのは3回戦でカミラ・ジョルジ(イタリア)に敗れた2022年フレンチ・オープン以来となる。

「もちろん自分のプレーには満足していないけど、彼女(大坂)に圧倒されてしまった。彼女は信じられないようなレベルのプレーをした。ベストを尽くしたけど、今年は残念な結果に終わってしまった…」とサバレンカは試合後の記者会見で完敗を認めた。

「私は最高のプレーができなかったけど、彼女は恐らくベストのテニスができていた。全力を尽くしても負けることはある。もちろん満足はできないけど、なおみの幸運を祈っている」

 現時点で自分が世界ナンバーワンだと感じているかと聞かれたサバレンカはうんざりしたように「レベル的にはそうだけど、今日は世界ナンバーワンではなかった」と答え、「今はランキングのことなんて考えたくない。思いきり酔っぱらってテニスをことを忘れたい気分なの。それからもっと上手くなり、コンディションを整えたい」とか話した。

「もっと強くなって戻ってくる。ゼロからすべてを作り直して次の大会に向かうつもりよ」

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写真◎Getty Images

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