10ポイントタイブレークでマッチポイントを凌いだ末にガウフを倒したムチョバがグランドスラム初優勝に2度目の王手 [ウインブルドン]

写真はカロリーナ・ムチョバ(チェコ)、後ろはココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月29日~7月12日/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、第10シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)が第7シードのココ・ガウフ(アメリカ)に6-2 1-6 7-6(12-10)で競り勝った。

 グランドスラム本戦プレーするのが28回目となるムチョバが同ラウンドを突破したのは、準優勝を飾った2023年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来でキャリア2度目(3敗)となる。

 2度ずつ相手のサービスゲームを破ってセットを分け合ったあと第3セットはすべてサービスキープで10ポイントタイブレークに突入し、6-3とリードしていたムチョバが8-9のピンチを凌いだ末に迎えた2度目のマッチポイントをものにして2時間35分で勝利をもぎ取った。

 同大会に6年連続8度目(2018年の予選敗退を含む)の出場となる29歳のムチョバは、2019年と21年に準々決勝まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績だった。昨年の大会に第14シードで臨んだムチョバはワン・シンユー(中国)に5-7 2-6で敗れ、4連続で初戦敗退に終わっていた。

 ケガに苦しむキャリアを送ってきたムチョバは2月のドーハでキャリア最大のタイトルを獲得したあと大会前週のバート ホンブルク(WTA500/グラスコート)で今季2勝目を挙げており、キャリア最長の連勝を「10」に伸ばした。

 ふたりはこれが8度目の対決だったが、最初の6試合で全敗だったムチョバが2連勝を飾った。今シーズンはハードコートでプレーした1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン)と3月のマイアミ(WTA1000)でガウフが勝っていた(全豪4回戦:6-1 3-6 6-3、マイアミ準決勝:6-1 6-1)が、4月のシュツットガルト(WTA500/室内クレーコート)ではムチョバが初勝利(準々決勝:6-3 5-7 6-3)を挙げていた。

 今大会でのムチョバは1回戦でアナスタシア・ザハロワ(ロシア)を6-3 6-2で、2回戦で37歳のジャン・シューアイ(中国)を6-3 6-2で、3回戦で予選勝者のマナンチャヤ・サワンケーオ(タイ)を6-2 7-6(1)で、4回戦で2024年大会チャンピオンのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を7-5 5-7 6-3で、準々決勝では第14シードの大坂なおみ(フリー)を7-6(4) 6-4で破って初の4強入りを決めていた。

 ムチョバはキャリア2度目のグランドスラム決勝で、第9シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)と第12シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)の勝者と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles