ペラがラオニッチのビッグサーブを攻略、またも元準優勝者を倒して準々決勝へ [ウインブルドン]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で、第26シードのギド・ペラ(アルゼンチン)が2016年の準優勝者で第15シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に2セットダウンから3-6 4-6 6-3 7-6(3) 8-6で逆転勝利をおさめ、ベスト8進出を果たした。試合時間は3時間42分。

 ウインブルドンに2年連続4度目の出場となる29歳のペラは、昨年の大会で初の本戦勝利。2回戦で前年に準優勝を果たしていたマリン・チリッチ(クロアチア)を3-6 1-6 6-4 7-6(3) 7-5で倒したが、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)に敗れて4回戦に勝ち進むことはできなかった。

 両者は今回が初対戦。今シーズンのペラは、3月にサンパウロ(ATP250/クレーコート)でATPツアー初タイトルを獲得していた。

 今大会でのペラは、1回戦でマリウス・コピル(ルーマニア)を7-6(11) 5-7 6-3 6-4で、2回戦でアンドレアス・セッピ(イタリア)を6-4 4-6 4-6 7-5 6-1で、3回戦では前年ファイナリストで第4シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-4 6-3 7-6(4)で破って初のグランドスラム16強入りを決めていた。

 ペラは準々決勝で、第23シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦する。バウティスタ アグートは4回戦で、第28シードのブノワ・ペール(フランス)を6-3 7-5 6-2で下しての勝ち上がり。

※写真はギド・ペラ(アルゼンチン)
LONDON, ENGLAND - JULY 08: Guido Pella of Argentina celebrates victory following his Men's Singles fourth round match against Milos Raonic of Canada during Day Seven of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 08, 2019 in London, England. (Photo by Mike Hewitt/Getty Images)

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