地元スター、コンタがクレーからグラスへスムースに切り替え [ネイチャーバレー・クラシック]

イギリス・バーミンガムで開催されている「ネイチャーバレー・クラシック」(WTAプレミア/6月17~23日/賞金総額100万6263ドル/グラスコート)のシングルス1回戦で、ジョハナ・コンタ(イギリス)がアネット・コンタベイト(エストニア)を6-4 6-2で下し、クレーからグラスへサーフェスの移行をスムースにやってのけた。

 これは彼女にとってフレンチ・オープン準決勝以来の試合だった。

 コンタはランキング的には20位のコンタベイトより2段高い位置にいるに過ぎないが、試合を通して非常に高いレベルを保ち、1時間12分で勝利を決めた。

 地元イギリスのトップ女子プレーヤーであるコンタはロラン・ギャロスで3度目のグランドスラム準決勝に進出し、そこでマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)にストレートで敗れていた。

 今大会はすでに、上位シード選手のうち2人が1回戦で姿を消した。第4シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と第5シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が、フルセットの戦いの末に敗退したのだ。

 このところ膝の故障に苛まれていたスビトリーナは、マルガリータ・ガスパリアン(ロシア)に3-6 6-3 4-6で敗れた。

 一方、第5シードのサバレンカは第3セットで先にブレークを果たしてリードを奪いながら、シェイ・スーウェイ(台湾)に3-6 6-2 6-7(1)で敗れたあとフラストレーションを露わにした。

 そのほかのシード勢は、第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)がミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)を6-3 6-4で倒して初戦を突破した。

 第1シードの大坂なおみ(日清食品)は火曜日に、マリア・サカーリ(ギリシャ)と1回戦を戦うことになる。大坂はいまだグラスコートでは、あまり心地よさを感じられないと認めている。彼女はまだウインブルドンで3回戦を勝ち上がったことがない。

 先のフレンチ・オープンでグランドスラム初優勝を遂げたばかりのアシュリー・バーティ(オーストラリア)は、第2シードでの出場となる。彼女の1回戦の相手は、先週のイギリス・ノッティンガムで準優勝だったドナ・ベキッチ(クロアチア)となっている。

 ウインブルドンは7月1日から15日までイギリス・ロンドンで行われる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はジョハナ・コンタ(イギリス)
BIRMINGHAM, ENGLAND - JUNE 17: Johanna Konta of Great Britain signs autographs during a practice session during day one of the Nature Valley Classic at Edgbaston Priory Club on June 17, 2019 in Birmingham, United Kingdom. (Photo by Jordan Mansfield/Getty Images for LTA)

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