2年連続同一カードの男子決勝はナダルがティームから第1セットを先取 [フレンチ・オープン]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の男子シングルス決勝で、ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が対戦し、第1セットはナダルが6-3で先取した。

 両者の過去の対戦成績は、ナダルが8勝4敗でリード。今シーズンは4月にバルセロナ(ATP500/クレーコート)の準決勝で対戦し、ティームが6-4 6-4で勝っている。

 全仏に15年連続出場となるナダルは、昨年の決勝でティームを倒して自身の持つ最多記録を更新する11度目の優勝。クレーコートの前哨戦ではローマ(ATP1000)でタイトルを獲得し、今大会を迎えている。

 ナダルは全仏決勝で負けたことがなく、大会通算成績はここまで92勝2敗。クレーコートの5セットマッチでは、117勝2敗の成績を誇っている。

 昨年の決勝でナダルに4-6 3-6 2-6で敗れたティームは、グランドスラムで初めて頂点に立つことを目指している。今シーズンは3月に、インディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)でマスターズ初タイトルを獲得した。

 雨による中断や延期のせいで4日連続のプレーとなっているティームは、前日に終了した準決勝で2度目のグランドスラム4大会連続制覇と「ダブルグランドスラム」(4大大会2回以上制覇)の偉業達成に挑んでいた第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6-2 3-6 7-5 5-7 7-5で倒していた。

※写真は試合前のフォトセッションでのラファエル・ナダル(スペイン/左)とドミニク・ティーム(オーストリア/右)
PARIS, FRANCE - JUNE 09: Rafael Nadal of Spain and Dominic Thiem of Austria pose for a photo ahead of their mens singles final during Day fifteen of the 2019 French Open at Roland Garros on June 09, 2019 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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