フリッツがシャポバロフに逆転負けで16強入り逃す「びびってしまった」 [USオープン]

今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第12シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)が第19シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)との若手対対決を制して3年ぶりのベスト16進出を決めた。

 21歳のライジングスターであるシャポバロフは22歳のフリッツにリードを許しているとき、ラケットをコートに叩きつけて破壊してしまった。

USオープン2020|トーナメント表

 第4セット5-3からサービスゲームを迎えたフリッツはそこで試合を決めることができず、シャポバロフにブレークバックを許してしまった。そのあと突入したタイブレークを制したシャポバロフは、最終的に3-6 6-3 4-6 7-6(5) 6-2で逆転勝ちをおさめた。

 フリッツはサービング・フォー・ザ・マッチでブレークされたことについて、「僕はただ、びびってしまった」とコメントした。

 シャポバロフは次のラウンドで、第26シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア)を6-1 7-6(5) 6-4で破って勝ち上がった第7シードのダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はテイラー・フリッツ(アメリカ)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 04: Taylor Fritz of the United States returns a shot during his Men's Singles third round match against Denis Shapovalov of Canada on Day Five of the 2020 US Open at USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 04, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)

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