大坂なおみが3回戦へ、プリスコバは早くもシードダウン [USオープン]
今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第4シードの大坂なおみ(日清食品)がカミラ・ジョルジ(イタリア)との打ち合いを6-1 6-2で制し、ベスト32に進出した。試合時間は1時間9分。
フラッシングメドウに5年連続出場となる22歳の大坂は、2018年に日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得。決勝では、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 6-4で倒して栄冠に輝いた。連覇に挑んだ昨年は、4回戦でベリンダ・ベンチッチ(スイス)に5-7 4-6で敗れていた。
2020年シーズンの大坂は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる中断前の戦績が5勝3敗だったが、同会場で行われた前哨戦のウェスタン&サザン・オープン(WTAプレミア5/ハードコート)で準優勝とここまでの最高成績をおさめた。同大会では準決勝で左のハムストリングを負傷し、決勝を棄権していた。
大坂は次のラウンドで、第31シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)を6-3 7-6(5)で破って勝ち上がった18歳のマルタ・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。
ルイ・アームストロング・スタジアムの第3試合では、第1シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)がカロリーヌ・ガルシア(フランス)に1-6 6-7(2)で敗れる番狂わせが起きた。
28歳のプリスコバは2016年USオープンでグランドスラム自己最高の準優勝をマークしていたが、前哨戦のウェスタン&サザン・オープン(WTAプレミア5/ハードコート)では初戦敗退を喫していた。
そのほかの試合では、第24シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)、ジェシカ・ペグラ(アメリカ)、マディソン・ブレングル(アメリカ)、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)、アン・リー(アメリカ)が3回戦に駒を進めた。
第11シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)がロジャーズに5-7 1-6で、第13シードのアリソン・リスク(アメリカ)がリーに0-6 3-6で、第19シードのデヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)はブレングルに2-6 3-6で敗れ、それぞれ2回戦でシードダウンを喫した。(テニスマガジン)
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
女子シングルス2回戦|主な試合結果
○4カロリーヌ・ガルシア(フランス)6-1 7-6(2) ●1カロリーナ・プリスコバ(チェコ)[1]
○13アン・リー(アメリカ)6-0 6-3 ●16アリソン・リスク(アメリカ)[13]
○33大坂なおみ(日本/日清食品)[4] 6-1 6-2 ●35カミラ・ジョルジ(イタリア)
○37マルタ・コスチュク(ウクライナ)6-3 7-6(5) ●40アナスタシア・セバストワ(ラトビア)[31]
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○41マグダ・リネッテ(ポーランド)[24] 6-1 6-7(2) 7-6(4) ●43ダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)
○52シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)7-5 6-1 ●49エレナ・リバキナ(カザフスタン)[11]
○53マディソン・ブレングル(アメリカ)6-2 6-3 ●56デヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)[19]
○60ジェシカ・ペグラ(アメリカ)7-6(1) 6-7(3) 6-3 ●58キルステン・フリプケンス(ベルギー)
※写真はカロリーナ・プリスコバ(チェコ)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 02: Karolina Pliskova of the Czech Republic reacts to losing a point in the first set during her Women's Singles second round match against Caroline Garcia of France on Day Three of the 2020 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 2, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)
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