奈良くるみは過去2戦2勝のティーグに完敗を喫す [USオープン]

今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、奈良くるみ(安藤証券)はパトリシア マリア・ティーグ(ルーマニア)に1-6 0-6で敗れた。試合時間は58分。

 フラッシングメドウに10年連続出場となった28歳の奈良は2013年から6年連続で本戦入りし、2度の3回戦進出(2013年、17年)が最高成績。昨年は予選1回戦で、ティメア・バボス(ハンガリー)に1-6 6-4 3-6で敗れていた。

USオープン2020|トーナメント表

 奈良は前哨戦のウェスタン&サザン・オープン(WTAプレミア5/ハードコート)に参戦しなかったため、この試合がツアー再開後の初戦だった。

 この結果でティーグは、3度目の対戦で奈良から初勝利を挙げた。両者は2016年に2度対戦しており、3月のインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の1回戦は6-2 6-1で、11月の東京(ITF10万ドル/ハードコート)の1回戦では7-5 2-6 6-2で、いずれも奈良が勝っていた。

 ティーグは2回戦で、第18シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)とクリスティーナ・プリスコバ(チェコ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

※写真は2018年のUSオープンでの奈良くるみ(安藤証券)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)

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