ティーム、西岡らが4回戦へ、ズベレフは敗退 [BNPパリバ・オープン]

アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATP1000//3月7~17日/賞金総額903万5428ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)はフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)に対し、サービスをキープして最初のゲームを取った。
 
 雨が降り出したのは、コールシュライバーが自分のサービスゲームだった第2ゲームでアドバンテージを握ったときだった。試合は結局、翌日に順延となった。

 一方、この日のデイマッチでは、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が同胞のヤン レナード・ストルフ(ドイツ)に3-6 1-6で敗れるという番狂わせがあった。今年3つ目の大会をプレーしていたズベレフは、ここ1週間ずっと具合が悪かったのだと明かした。

「不運なことに、その状態は変わっていない」と彼はコメントした。

 そのほかの試合では、第7シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第27シードのジル・シモン(フランス)を6-3 6-1で、40歳のイボ・カルロビッチ(クロアチア)は予選勝者のプラジュネシュ・グネスワラン(インド)を6-3 7-6(3)で倒した。第13シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は予選勝者のマルコス・ギロン(アメリカ)に厳しい戦いを強いられたが、最終的に4-6 6-4 6-4で競り勝った。

 ラッキールーザーのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)は同胞で第30シードのラスロ・ジェレ(セルビア)を6-2 7-6(3)で退け、ベスト16進出を果たした。

 キツマノビッチは4回戦で、日本の西岡良仁(ミキハウス)と対戦する。西岡は、ステファノス・チチパス(ギリシャ)を破って話題を集めた新進気鋭の18歳、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に6-7(2) 6-4 7-6(5)で競り勝ち4回戦に駒を進めた。

 また、故障からの復帰後に際立つ好調さを見せている第18シードのガエル・モンフィス(フランス)は、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)を6-0 6-3で下して4回戦に進んだ。彼はそこで、ジョコビッチとコールシュライバーの試合の勝者と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はドミニク・ティーム(オーストリア)
INDIAN WELLS, CALIFORNIA - MARCH 11: Dominic Thiem of Austria plays a forehand against Gilles Simon of France during their men's singles third round match on Day 8 of the BNP Paribas Open at the Indian Wells Tennis Garden on March 11, 2019 in Indian Wells, California. (Photo by Yong Teck Lim/Getty Images)

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