パンデミック中のタオルサービス停止で何が起きるのか? [USオープン]

今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)が月曜日に開幕し、初日はトップハーフの男女シングルス1回戦が行われた。

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを警戒する中、今大会ではタオルのサービスが休止されてる。ポイント間にボールパーソンからタオルを受け取る光景は、観客や試合後の握手と同じく消え去った。

USオープン2020|トーナメント表

 幼児が安心感を得るために毛布を抱くように、一部の選手たちはルーティーンの一環として試合中に絶え間なくタオルを必要としている。ある選手は毎ポイント後にタオルを使うが、パンデミックのせいで今は選手が自分でタオルを取りに行かなくてはならない。ベースラインの後ろにプレーヤーがタオルを入れるためのボックスがあるコートもあるが、他のコートでは選手はタオルを柵や、広告版に引っかけている。

「僕にはタオルに関して、ある種の歴史がある。僕が3、4歳のとき、いつもタオルを持ち歩いていたんだ」と第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)は1回戦に勝ったあとに語った。

「それは僕のお気に入りのおもちゃのようなものだったんだ。タオルは僕の人生で特別な何かという感じかもしれないね。ある程度の心地よさをもたらしてくれるものなんだ」

 ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した18歳のヘイリー・バティスト(アメリカ)はタオルを取り換えられないことでリズムを乱し、1回戦負けで快進撃を見せることができなかった。

「タオルを使うために行ったり来たりしなければならないので、ポイント間の時間という面ですこしプレッシャーが増えることは間違いないわ」とバティストは指摘した。

「いくつかのポイントで大急ぎで取りに行ったり、数秒しかないことに気付いて慌てて走っていったり、ルーティンを急いでやっている感じになるの」(C)AP(テニスマガジン)

※写真はステファノス・チチパス(ギリシャ)
NEW YORK, NEW YORK - AUGUST 31: Stefanos Tsitsipas of Greece serves the ball during his Men's Singles first round match against Albert Ramos-Vinolas of Spain on Day One of the 2020 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 31, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)

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