約5ヵ月ぶりの公式戦に臨んだ望月慎太郎は単複ともにベスト8 [M15アルクマール]

ITF(国際テニス連盟)の男子ツアー下部大会「ワールドテニスツアー・アルクマール」(ITFワールドテニスツアーM15/オランダ・北ホラント州アルクマール/8月24~30日/賞金総額1.5万ドル/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、元ジュニア世界ランク1位の望月慎太郎(Team YUKA)は第1シードのイゴール・セーズリング(オランダ)に1-6 1-6で敗れた。試合時間は57分。

 予選3試合を勝ち抜いた望月は、1回戦でサイモン・ボーパン(ベルギー)を6-1 6-2で、2回戦ではクリストフ・ネグリツ(ドイツ)を6-4 7-5で破って8強入りを決めていた。望月が公式戦でプレーしたのは、3月のカンクン(M15/ハードコート)以来で今季5大会目だった。

 Martin BREYSACH(フランス)とのペアでダブルスにも出場した望月は初戦を勝ち上がったが、準々決勝で第2シードのロベルト・ストロンバクス(ドイツ)/マティアス・ズカス(アルゼンチン)に5-7 1-6で敗れていた。

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる約5ヵ月の休止期間を経てITFワールドテニスツアーは前週から再開したが、同カテゴリーの大会に参戦した日本人選手は望月が初めてだった。

 17歳の望月は昨年7月にウインブルドン・ジュニアの男子シングルスで日本人選手として初のチャンピオンに輝き、同年9月のジュニアデビスカップ(男子16才以下国別対抗戦)ではエースとして単複11試合に全勝して日本を9年ぶりの世界一に導いた。(テニスマガジン)

ITFワールドテニスツアー表彰写真|PHOTOアルバム

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、PRはプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)、Altは繰り上がり出場

日本人選手の試合結果

男子シングルス準々決勝

●6望月慎太郎(日本/Team YUKA)[Q] 1-6 1-6 ○1イゴール・セーズリング(オランダ)[1]

男子シングルス2回戦

○6望月慎太郎(日本/Team YUKA)[Q] 6-4 7-5 ●7クリストフ・ネグリツ(ドイツ)[PR]

男子シングルス1回戦

○6望月慎太郎(日本/Team YUKA)[Q] 6-1 6-2 ●5サイモン・ボーパン(ベルギー)[Q]

予選決勝

○25望月慎太郎(日本/Team YUKA)[4] 7-5 1-6 [10-8] ●31ブバイサ・ガダマウリ(ベルギー)

予選2回戦

○25望月慎太郎(日本/Team YUKA)[4] 6-7(6) 6-3 [10-6] ●27ヤルノ・ヤンス(オランダ)

予選1回戦

○25望月慎太郎(日本/Team YUKA)[4] 6-4 6-4 ●26アウレック・デッカーズ(オランダ)

男子ダブルス準々決勝

●13Martin BREYSACH/望月慎太郎(フランス/Team YUKA)5-7 1-6 ○16ロベルト・ストロンバクス/マティアス・ズカス(ドイツ/アルゼンチン)[2]

男子ダブルス1回戦

○13Martin BREYSACH/望月慎太郎(フランス/Team YUKA)[WC] 4-6 6-3 [10-4] ●14マッツ・ローゼンクランツ/トム・シェーネンベルク(ドイツ)[Alt]

※写真は昨年のフレンチ・オープン・ジュニアでの望月慎太郎(Team YUKA)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)

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