17歳アニシモワがツレンコを倒して3回戦進出 [オーストラリアン・オープン]
「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)の大会3日目、女子シングルス2回戦で、前年度覇者のカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)がヨハンナ・ラーション(スウェーデン)を6-1 6-3で下し、次のラウンドでマリア・シャラポワ(ロシア)と対戦することになった。
シャラポワはこの日最後の試合で、レベッカ・ピーターソン(スウェーデン)を6-2 6-1で倒して勝ち上がった。シャラポワは2008年にオーストラリアン・オープンで優勝。ほかにも3度決勝に進出しており、第30シードという現在の地位よりもずっと高いレベルにプレーを引き上げ得る潜在能力を持つ。
シャラポワは最初の2試合で3ゲームしか落としておらず、USオープン4回戦後に肩の故障からの回復に努めるためプレーを休止していたにもかかわらず、迅速にトップの調子をつかみつつある。
ウォズニアッキの試合はより早い時間帯に行われたが、シャラポワが試合を終えたときには午前0時を回っていた。
「あなたたちにとってどうかは知らないけど、これは私の就寝時間を過ぎているわ」とシャラポワはマーガレット・コート・アリーナの観客たちに向かって言った。
「今、何時に寝ることができるか考えているの」
一方、グランドスラム大会優勝歴3回のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)は予選勝者のベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)を6-2 6-3で下し、3回戦に進んだ。
第5シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)はロッド・レーバー・アリーナでの第1試合を戦い、ジュニア時代のダブルスパートナーだったティメア・バボス(ハンガリー)を6-3 6-1で退けた。
2017年USオープン・チャンピオンのスティーブンスは、2014年以来となるオーストラリアン・オープン3回戦進出を決めた。
「これまでひどかった分野のすべてを征服しつつあるの」とスティーブンスはコメントした。
4人の女子のシード選手たちが、この日大会からはじき出され、その中には第24シードのレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)もいた。ツレンコは17歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)に0-6 2-6で完敗した。
第9シードのキキ・バーテンズ(オランダ)、第20シードのアネット・コンタベイト(エストニア)、第29シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)も敗退した。ベキッチは、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した世界240位で20歳のキンバリー・ビレル(オーストラリア)に4-6 6-4 1-6で敗れた。
「超現実的だわ」とビレルは言った。「本当のことじゃないみたい。私はまたプレーすることになる。クレイジーだわ」。(AP)(テニスマガジン)
※写真はダブルス1回戦でのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 17: Amanda Anisimova and Danielle Collins of the United States compete in their first round doubles match against Raquel Atawo of the United States and Katarina Srebotnik of Slovenia during day four of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 17, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Mike Owen/Getty Images)
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ