錦織がウイルス検査で陰性もUSオープン欠場を決断「クレーコートから始める」

2014年USオープン準優勝者の錦織圭(日清食品)が水曜日に自身の公式アプリを更新し、8月31日に開幕するUSオープンを欠場すると発表した。

 これに先立ち錦織は8月17日に新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と診断されたことを公表し、現在フラッシングメドウで開催されているウエスタン&サザン・オープン(ATP1000/ハードコート)の出場を取り消していた。先週の金曜日に受けた再検査でも陽性だった錦織は週明けにもう一度検査を受けたあと、詳しい情報について伝えると述べていた。

 錦織はアプリに投稿したメッセージを通して「ウイルス検査で陰性と診断されたことを報告できてうれしいです。明日から徐々に練習を始めていくつもりです」と報告し、「そうは言っても、今年のUSオープンはスキップすることに決めました。これだけ長く休んだあと、完全な準備ができる前に5セットマッチの大会で復帰することは賢明ではないと感じます」と説明した。

「僕はUSオープンが大好きで、そこで素晴らしい思い出もあるので残念です。クレーコートから始めるつもりです」

 現時点で錦織は9月27日から始まるフレンチ・オープン(フランス・パリ)の前に、キッツビューエル(ATP250)、ローマ(ATP1000)、ハンブルク(ATP500)とクレーコートの3大会にエントリーしている。(テニスマガジン)

※写真は昨年のUSオープンでの錦織圭(日清食品)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)

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