イタリアのコロナ規制でハレプのパレルモ女子オープン出場に疑問符

イタリアの保険大臣が金曜日、過去14日間にルーマニアまたはブルガリアに滞在したすべての人々に検疫を課す法令に署名した。これにより、世界ランク2位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)がパレルモ女子オープン(WTAインターナショナル/クレーコート)に出場できるかどうかに疑問が持たれている。

 8月3~9日に開催されるこの大会は、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる5ヵ月の休止に続くツアー再開後の初戦として注目されている。

 これに対して大会ディレクターのオリビエロ・パルマ氏は、パレルモの大会に出場する選手に関して特別に規定を免除してもらえるようロベルト・スペランツァ保健相に緊急の請願書を送った。

「WTAで採用されている健康管理のプロトコルは厳格であり、選手だけでなく大会に関わるすべての人々の安全を保障するものであると確信しています」とパルマ氏はコメントした。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はオーストラリアン・オープンでのシモナ・ハレプ(ルーマニア)(Getty Images)

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