WTAのサイモン会長が中国での大会開催についてコメント「現時点では五分五分」

WTA(女子テニス協会)の会長兼CEOであるスティーブ・サイモン氏がアラブ首長国連邦の日刊紙「ザ・ナショナル」の取材に応じ、今後2週間以内に状況が明確になって女子テニス界にとって重要な決定が下されると確信していると語った。

 男女のプロテニスツアーは新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより3月途中から中断しており、8月から再開することが決まっている。WTAが発表した2020年の暫定カレンダーでは、WTAファイナルズを含む7大会が中国で開催される予定となっている。

 中国は今月、2022年冬季オリンピックに向けたテスト大会を別として今年の残りの期間に国際的なスポーツイベントを開催しない方針であることを発表していた。

「中国でプレーできるかどうかは、次の2週間でわかると思います」とサイモン氏はザ・ナショナルに話した。

 サイモン氏はWTAが中国の政府機関と話し合ったことを明かし、「我々は間違いなく、そうなることを望んでいます。現時点ではわかりませんが、五分五分だと思います」と答えた。(テニスマガジン)

※写真は昨年の「資生堂WTAファイナルズ深圳」でのスティーブ・サイモンWTA会長兼CEO(左)と資生堂中国CEOの藤原憲太郎氏(Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles