セレナは胸筋の負傷で棄権、4回戦はシャラポワの不戦勝に [フレンチ・オープン]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第28シードのマリア・シャラポワ(ロシア)と対戦予定だったセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が胸の筋肉の負傷で棄権したため、シャラポワのベスト8進出が決まった。

 全仏に3年ぶり14回目の出場となるシャラポワは、過去2度(2012年、14年)の優勝経験がある。前回プレーした2015年は4回戦で、ルーシー・サファロバ(チェコ)に6-7(3) 4-6で敗れていた。

 今大会でのシャラポワは、1回戦で予選勝者のリシェル・ホーヘンカンプ(オランダ)を6-1 4-6 6-3で、2回戦でドナ・ベキッチ(クロアチア)を7-5 6-4で、3回戦では前年のセミファイナリストで第6シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-2 6-1で破って16強入りを決めていた。

 シャラポワは準々決勝で、2016年覇者で第3シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)とレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)の勝者と対戦する。

 昨年の全豪で23度目のグランドスラム制覇を果たしたあと出産のために約14ヵ月間ツアーを離脱していたセレナは、5大会ぶりのグランドスラム復帰戦に臨んでいた。

※写真は3回戦でのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)
PARIS, FRANCE - JUNE 02: Serena Williams of The United States reacts during the ladies singles third round match against Julia Georges of Germany during day seven of the 2018 French Open at Roland Garros on June 2, 2018 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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