ティームがベレッティーニを4セットで退け、錦織との4回戦へ [フレンチ・オープン]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、第7シードのドミニク・ティーム(オーストリア)がマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-3 6-7(5) 6-3 6-2で退け、ベスト16に進出した。試合時間は2時間37分。

 全仏に5年連続出場となるティームは、ここ2年連続で4強入り。昨年は準々決勝で前年覇者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒したあと、準決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に3-6 4-6 0-6で敗れていた。

 クレーコートで連続50セット負けなしだったナダルをマドリッド(ATP1000/クレーコート)の準々決勝で破ったティームは、前週のリヨン(ATP250/クレーコート)で今季2勝目を挙げて今大会を迎えている。

 ティームは4回戦で、第19シードの錦織圭(日清食品)と対戦する。両者の過去の対戦成績は、錦織が2勝0敗でリード。初対戦だった2015年6月のハレ(ATP500/グラスコート)の1回戦は7-6(4) 7-5で、2016年5月のローマ(ATP1000/クレーコート)の準々決勝では6-3 7-5で、いずれも錦織が勝っている。

 そのほかの試合では、4月にブダペスト(ATP250/クレーコート)でATPツアー初優勝を果たしたマルコ・チェッキナート(イタリア)が第10シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を2-6 7-6(5) 6-3 6-1で下して16強入りを果たした。

 また、第8シードのダビド・ゴファン(ベルギー)対第32シードのガエル・モンフィス(フランス)と、第15シードのルカ・プイユ(フランス)対カレン・ハチャノフ(ロシア)の3回戦は、それぞれ第3セットの途中で降雨により中断し、翌日に順延となった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

男子シングルス3回戦 主な試合結果

65ダビド・ゴファン(ベルギー)[8] 6-7(6) 6-3 3-2 順延 72ガエル・モンフィス(フランス)[32]

○75マルコ・チェッキナート(イタリア)2-6 7-6(5) 6-3 6-1 ●80パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)[10]

○97ドミニク・ティーム(オーストリア)[7] 6-3 6-7(5) 6-3 6-2 ●102マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)

113ルカ・プイユ(フランス)[15] 3-6 5-7 1-1 順延 117カレン・ハチャノフ(ロシア)

※写真はドミニク・ティーム(オーストリア)
PARIS, FRANCE - JUNE 01: Dominic Thiem of Austria plays a backhand during his mens singles third round match against Matteo Berrettini of Italy during day six of the 2018 French Open at Roland Garros on June 1, 2018 in Paris, France. (Photo by Cameron Spencer/Getty Images)

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