女子世界1位バーティもUSオープンのタイミングについて懸念を表明

 3月に国境を閉鎖したオーストラリアは少しずつ制限が緩和されてきているとはいえ、今でも国内での旅行の規制や厳しいソーシャルディスタンス(人と人との間に取る距離)のルールなどが科されている。これら素早い対応のおかげもあり、オーストラリアの感染者数は総じて約7335人で死者は102人に留まり、感染率は減少しつつある。

「コートに出て行ってプレーするのが待ち遠しいけれど、まずはそうしても安全かどうかを確かめなければならない。私のためだけでなく、私のチームのためにもね」とバーティはAP通信に語った。

 2月末のカタール・オープン準決勝でペトラ・クビトバ(チェコ)に敗れて以来、バーティは公式戦でプレーしていない。それは彼女が1月のアデレード国際で母国での初タイトルを獲得し、オーストラリアン・オープンで準決勝に進出したあとのことだった。

 彼女は3月からオーストラリアのクイーンズランド州にある自宅で時間を過ごし、テニスの練習やフィットネスのトレーニングを続けながら、ゴルフのプロ見習いであるパートナーのギャリー・キシックとのラウンドでゴルフのハンディキャップを減らすことにも成功していた。彼女はロックダウンの最中だった4月に24歳の誕生日を迎え、今月初頭にはロラン・ギャロスでの彼女の四大大会シングルス初優勝の1周年を祝してZoomでバーチャルパーティを開催していた。

 グランドスラムでのタイトルの防衛は今年の残りの時期における彼女の最優先事項になりそうだが、不確定なことはあまりに多い。

「今年の残りがどんなふうになるかが本当にはっきり分からないときに、ゴールを定めるのは難しいわ。自分の力の及ばない範囲のことが本当に多すぎる」とバーティは現在の状況について説明した。

「残りのシーズンがどうなるか確実に決まったら、自分のチームとじっくり話し合ってテニスに関するゴールを定めたいと思うわ」(APライター◎ジョン・パイ/構成◎テニスマガジン)

※写真は昨年のUSオープンでのアシュリー・バーティ(オーストラリア)(Getty Images)

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