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2022-06-20
古今東西テニス史探訪(12) 長崎外国人居留地のテニス物語
※ここに掲載されているすべての画像の無断使用を固くお断りいたします。 日本へのテニス伝来ルートには諸説ありましたが、現在では初めてのローンテニス・コートは横浜外国人居留地に設置されたという説が定着して...
2019-09-10
古今東西テニス史探訪(11)「硬式」と「軟式」、ふたすじの道
レギュレーションボール(硬球)を採用して国際化した日本テニス界でしたが、1922(大正11)年に正式発足した日本庭球協会は軟球使用のテニス層を吸収できませんでした。すでに全国各地に根をおろしていた...
2019-03-04
古今東西テニス史探訪(10)国際ルール採用『日本庭球協会』発足
日本で普及した「ゴムボール(軟球)使用の庭球」から、国際ルール規格の「レギュレーションボール(硬球)使用のテニス」へ脱皮したのは、大正の初めでした。やがて「デヴィス・カップ争覇戦」参加のため、『日本...
2018-10-31
古今東西テニス史探訪(9)明治40年代、「庭球」は津々浦々へ
東京の四大校によって統一された「ゴムボール使用の庭球ルール」は、西へ東へ学生たちの遠征によって各地に伝えられました。1908(明治41)年には大阪の浜寺公園で、新聞社が主催する中等学校大会(現、全国...
2018-08-30
古今東西テニス史探訪(8)日本式テニスのルール統一
明治30年代後半には社会基盤が整ってきて、教育を受ける機会も広がり、運動(スポーツ)の裾野も全国に広がってゆきます。庭球(テニス)の場合も、学校対学校の「対校戦」が増えて、ルールを統一する必要が高ま...
2018-07-06
古今東西テニス史探訪(7)「運動」の定着、「庭球」の成長
明治20年代に中等学校以上の各校に浸透した「運動」(スポーツ)は、その後に外部の学校やクラブとの対抗戦を行うことによって相互のつながりができるようになりました。今回は、中でも「ローンテニス」が「庭...
2018-04-29
古今東西テニス史探訪(6)テニス用具国産化と「庭球」
テニス用具国産化と「庭球」 国産テニス用具の登場 殖産興業を目指していた明治政府は、海外での万国博覧会を参考にして国内でも勧業博覧会を開催しています。1881(明治14)年に上野公園で開催さ...
2018-03-05
古今東西テニス史探訪(5)文明開化と「ローン、テニス」
古今東西テニス史探訪(5)文明開化と「ローン、テニス」 明治新政府が太陰暦から太陽暦に改易したのは1872(明治5)年でした。同年11月に戸籍法も施行され、初の全国調査で把握された総人口は約3400...
2018-01-30
古今東西テニス史探訪(4)日本伝来、初めは外国人居留地へ
日本伝来、初めは外国人居留地へ 東回りで伝わったローンテニスの用具は、イギリス植民地だったインド、イギリス租界の置かれた上海、そして明治初期の日本にも運ばれてきました。 幕末に開国して以来、日本には...
2017-12-29
古今東西テニス史探訪(3)海を渡って、東へ、西へ
海を渡って、東へ、西へ 1870年代には、汽船や鉄道が発達しました。イギリスで考案されたローンテニスの用具セットは、東回りでヨーロッパからアジアへ、そして西回りで北米大陸へと運ばれてゆきます。 大西...