ATPツアー公式戦の「ロレックス上海マスターズ」(ATP1000/中国・上海/10月6~13日/賞金総額832万2885ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、前年度覇者で4度の優勝経験を持つ第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)に6-3 5-7 3-6で敗れた。これまで上海に8度出場し、そのすべてで最低でも準決勝に進出していたジョコビッチの快進撃の記録に終止符が打たれることになったのである。

「彼は勝利に値する」とジョコビッチは相手を称えた。「彼は第2セットと第3セットで僕よりもいいプレーをしていた。僕は第1セットでいいスタートを切ったけど、それほどシャープなプレーをしていた訳ではなかった」。

 金曜日の試合まで、ジョコビッチはアジアで連続24セットを取っていた。これには優勝した昨年の上海と、先週の東京も含まれていた。

 この結果でチチパスは、ここ3試合で2度ジョコビッチを倒したことになる。21歳のチチパスは初対戦だった2018年トロントでジョコビッチを倒し、今季にはマドリッドでの対戦でジョコビッチが勝者となっていた。

ロレックス上海マスターズ2019|PHOTOアルバム

 さらにチチパスはこの日、年末のATPファイナルズ出場権を初めて手に入れた。それが確定したのは、他の準々決勝で第3シードのダニール・メドベデフ(ロシア)が第10シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)を6-3 7-6(4)で倒した瞬間だった。

 土曜日の準決勝でチチパスと対戦するメドベデフは、6大会連続での決勝進出まであと1試合と迫っている。彼はUSオープンで初のグランドスラム大会決勝に進出し、シンシナティとサンクトペテルブルクで優勝を果たした。

 メドベデフは今季のマッチ57勝目を挙げ、勝利数でツアーのトップに立っている。第1セットを取ったハードコートでの試合での彼の戦績は、40勝1敗だ。唯一の敗戦は、ロッテルダムでのガエル・モンフィス(フランス)に対する試合だった。

 金曜日の試合に先立ち、メドベデフは現在当たり得る相手の中でもっとも危険な選手だとフォニーニは話していた。

「ファビオのようなトッププレーヤーが僕についてそんなことを言うという事実は、僕がよい道を進んでいることを示している。自分がいいプレーをしており、僕と対戦することは簡単ではないのだということなんだ」とメドベデフはコメントした。「間違いなくそれが僕が今日の試合で見せようと努めたことで、うまく機能したよ」。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はステファノス・チチパス(ギリシャ)
SHANGHAI, CHINA - OCTOBER 11: Stefanos Tsitsipas of Greece celebrates after defeating Novak Djokovic of Serbia during the Men's singles Quarterfinals of 2019 Rolex Shanghai Masters day seven at Qi Zhong Tennis Centre on October 11, 2019 in Shanghai, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)


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