南フランスのムラトグルー・テニスアカデミーで開催の非公式大会「アルティメット・テニス・ショーダウン(UTS)」に出場していたマドリッド・オープン大会ディレクターのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)が、政府当局が新型コロナウイルス(COVID-19)の新規感染者増加の傾向を見て中止を薦めたため大会開催はかなり難しくなったとコメントした。

 大会は同日に出したプレスリリースの中で、9月12日から20日の新日程での開催を目指してATP(男子プロテニス協会)とWTA(女子テニス協会)と協力し合っているが、ここ数日マドリッドでの新規感染者の数がふたたび伸びを見せたため地方政府の公衆衛生責任者に相談したところ、現在の傾向を受けて大会をキャンセルすることを薦められたと説明した。

 最終的決断はまだ下されていないが、「正直、現時点では大会開催の可能性に関してあまり楽観的ではない。非常に難しい状況で、毎日一歩ずつ進んでいくしかない」とロペスはフランスのレキップ紙に話した。

「3週間前には新規感染者の数が日に日に減っていたので、我々は大会を開催できると強く信じていた。ヨーロッパ全体が大丈夫なように見えていたんだ。でもここ2週間で状況は変わった。また感染者の数が増え始め、それはマドリッドでだけでなく地方全体的に言える。我々は予防措置や用心を怠っていないし、もちろん大会を開催したいが、最優先事項は人々の健康と安全だ。未来がどうなるか読めない。USオープンが開催されるよう願うよ」

 ロペスはまた全体的状況について、「テニスは世界的スポーツで、選手は世界のあらゆるところから旅して来なければいけないので、このスポーツを再開させるのは非常に難しい。今季は完全に失われてしまった。もしワクチンがまだ完成していなかったら、来季もどうなるかわからない」と悲観的展望を口にした。(テニスマガジン)

※写真はオークランドの大会でのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)(Getty Images)


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