今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の大会13日目は、女子シングルス決勝などが行われる予定となっている。

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによって引き起こされた約5ヵ月の休止期間を経て先月からプロテニスが再開したとき、何を予想すべきかを知るのは不可能だった。

 蓋を開けてみれば、大坂なおみ(日清食品)とビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が女子テニス界におけるふたりのベストプレーヤーだった。だからこそ彼女たちは、土曜日のUSオープン決勝で顔を合わせるのである。

USオープン2020|トーナメント表

「正直に言って、誰も勝者のことしか覚えていない」と第4シードの大坂は言った。準決勝で第28シードのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)を7-6(1) 3-6 6-3で破った彼女は、テニスツアーが再開してから10勝0敗の戦績を残している。

 アザレンカは復帰後の最初の試合に敗れはしたがそれ以来11連勝中で、木曜日の準決勝で第3シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を1-6 6-3 6-3で倒したことで花を添えた。

 2週間前にUSオープンと同じ会場で行われた前哨戦のウェスタン&サザン・オープン決勝でふたりは対戦するはずだったが、大坂が左ハムストリングの故障で棄権したため実現していなかった。

 しかしそのケガも、ここまでを見る限り大坂を妨げてはいないようだった。彼女は2018年にUSオープン、2019年にはオーストラリアン・オープンでタイトルを獲得した。

 ふたりはともにベースラインからの小気味いい打ち合いを得意としており、かつてアザレンカを指導していたコーチを持つ大坂は、主にパワフルなフォアハンドを武器としている。反対にアザレンカの最強のショットは、バックハンドだ。

 ある興味深い要素は、大坂のサービス対アザレンカのリターンだ。大坂は70ゲーム中65とサービスゲーム獲得率93%で、出場者128人の中で2位につけている。一方のアザレンカは56ゲーム中31とリターンゲームを55%の確率で獲っており、これも2位の成績だ。

「素晴らしい決勝になるでしょうね。そうなるように願っているわ」とアザレンカはコメントした。「楽しむつもりよ」。


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