カナダの国立銀行が国内テニス選手23人に現金支給のサポート

カナダの国立銀行が新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより財政的に問題を抱える国内のテニス選手23人を救済するため、現金による助成金を提供する。

 テニスカナダ(カナダテニス協会)は月曜日、国立銀行からの助成金について発表した。金額は1万から2万カナダドルまたは7000から1万4000米ドルで、選手のランキングに従って決められる。

 この助成金はシングルス100位から750位とダブルス25位から100位にランクされるプロ選手、ITFジュニアでトップ100にいるプロ予備軍の選手、そしてITF車いすテニスのランキングでトップ50にいる選手たちを支援する。

 支援を受ける選手の中には、女子ダブルス48位のシャロン・フィッチマン(カナダ)、女子シングルス118位のレイラ・フェルナンデス(カナダ)、同300位のレベッカ・マリノ(カナダ)、男子シングルス177位のブレイデン・シュナー(カナダ)、同192位のピーター・ポランスキー(カナダ)らが含まれている。

 男子と女子のプロテニスツアーはパンデミックにより3月途中から中断しており、少なくとも7月13日までこの状態が続くことになっている。カナダのすべてのテニス大会は、トロントでの「ロジャーズ・カップ」(ATP1000/ハードコート)を除いて8月末まで開催できない。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は昨年のフレンチ・オープン・ジュニアで優勝したレイラ・フェルナンデス(カナダ)(Getty Images)

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