全豪女王ケニンが今季2勝目、5日間で合計14セットを戦い抜く [リヨン・オープン]

WTAツアー公式戦の「シジエム サンス・オープン・メトロポル ド リヨン」(WTAインターナショナル/フランス・リヨン/3月2~8日/賞金総額27万5000ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのソフィア・ケニン(アメリカ)がノーシードから勝ち上がってきたアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)を6-2 4-6 6-4で振りきり、今季2勝目を挙げた。試合時間は1時間49分。

 21歳のケニンがツアー大会でタイトルを獲得したのは、オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に続いてキャリア5度目となる。

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 両者は今回が初対戦。水曜日に1回戦をプレーしたケニンは2回戦から4試合連続のフルセットを強いられ、5日間で約10時間をコート上で過ごした。

 今大会でのケニンは、1回戦でビタリア・ディアトチェンコ(ロシア)を6-4 6-3で、2回戦で予選勝者のジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を6-7(5) 7-5 6-4で、準々決勝でオセアン・ドダン(フランス)を6-1 6-7(5) 6-2で、準決勝では第5シードのアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)を7-6(5) 6-7(2) 7-6(2)で破って決勝進出を決めていた。

 2016年8月に世界ランク自己最高45位をマークした26歳のフリードサムは2015年10月のリンツ(WTAインターナショナル/室内ハードコート)以来となる2度目のWTAツアー決勝で、初のタイトル獲得を目指していた。

 ダブルス決勝も行われ、ラウラ アイオナ・パール(ルーマニア)/ユリア・ワハチク(ドイツ)がレスリー・パティナマ ケルクホーフ/ビビアネ・スクーフス(ともにオランダ)とのノーシード対決を7-5 6-4で制してともにツアー初優勝を飾った。

※写真はオーストラリアン・オープンでのソフィア・ケニン(アメリカ)
MELBOURNE, AUSTRALIA - FEBRUARY 01: Sofia Kenin of the United States celebrates after winning a point during her Women's Singles Final match against Garbine Muguruza of Spain on day thirteen of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on February 01, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Cameron Spencer/Getty Images)

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